地中海文明を築いた古代カルタゴがチュニジアの前身・・・異文化の交差するチュニジア旅行を支援します

チュニジア旅行のポイント








チュニジア旅行についてまとめて見ました。

楽しい旅になるよう事前に頭に入れておきましょう。

チュニジア訪問時の基礎知識」と併せてご覧ください。

 治安  宗教と民族  人口と人々
 国土と地理的位置  気温と気候  旅行のベストシーズン
 話される言語  歴史と観光ポイント  観光日数
 観光方法  チュニジア訪問の交通機関  チュニジアでの移動
 物価  チップ制度  香り
 バックパッカー旅行  ラクダの乗り方と注意  

 

● 治 安

    イスラムの国ですがイスラム過激派の進入を大変強力に警戒しているため、治安は大変良く、日本より安全な国で女性の一人旅でも安全です。

    但し、メディナ(旧市街)やスーク等の混雑する場所ではスリや置き引きが居ますのでご注意ください。

 

● 宗教と民族

    チュニジアの宗教はイスラム教のスンニ派です。少数ではありますがユダヤ教徒やキリスト教徒もおります。

    民族は大部分がアラブ人で、原住民のベルベル人(主に南部)、ユダヤ人(ジェルバ島にはシナゴーグがある)、その他が居住しています。

    

● 人口と人々

    約1,000万人(首都チュニスは約100万人)

    子供から大人まで人々の顔に表情があり、笑顔が美しい国で、人々は親日的です。

 

● 国土と地理的位置

    面積は日本の約5分の2で、北半球に属し、緯度的には概ね仙台から奄美大島との間に属します。

    日本との時差は8時間(サマータイム導入時は7時間・・・サマータイムの導入はヨーロッパと同じ)です。

    地中海沿いに面し、都市の近代化や便利さから、ヨーロッパの一部であると言われることもあります。

 

● 気温と気候

    冬の気温は首都チュニスで東京より1~2℃高めです。

    夏はチュニスでも43℃位になりますが、湿度が低く東京より過し易く、木陰や車の窓から入る熱風も爽やかに感じます。

    夏は南部等では50℃を超えることもある乾季ですので、熱中症や熱射病、カメラの作動にご注意ください。

    概ね11月中旬から2月中旬までは雨季のシーズン(地球温暖化の影響で変動が有る)ですが、スコール型で、ザァーと降ってサッと上がるタイプですので、雲が現れたら雨宿りをしましょう。

 

● 旅行のベストシーズン

    一年を通して楽しめますので、旅行者の好みや飛行機代等から判断し、個々のベストシーズンをお選びください。

    春・・・3月中旬には野や砂漠に花が咲き始めます。

        3月下旬には多少冷たいですが屋外のプールに入ることも出来ます。

        日差しが強くなりますので、汗がにじみ出てくる頃となり、半袖が恋しくなります。

    夏・・・お勧めのシーズンですが、ヨーロッパからのバカンス客で混雑し、飛行機代も一年で一番高いシーズンです。

        学校も7~8月が年度末(夏季)休暇です。

        結婚式のシーズンでもあり、各地の遺跡や施設でフェスティバルが開かれ、ホテルでも深夜までフェスティバルが行われています。

    秋・・・雨が降ったりするシーズンになります。

        夏と比べて観光客も少なくなりますので、ゆっくり観光することが出来ます。

        ホテルの屋内プールがそろそろ賑やかになり、長袖が恋しくなる頃です。       

    冬・・・11月中旬から2月中旬までは雨季のシーズンですが、飛行機代も安く、観光客も比較的少ないシーズンですのでゆっくり観光できます。

        ホテルの屋内プールが賑やかになります。

 

● 話される言語

    公用語・・・アラビア語です。

           一般的会話はチュニジア方言で話されますので、フスハーで話しかけるとアンミィーヤで返答される場合が多いです。

    通用語・・・フランス語が一般的に通用します。

    その他・・・殆どのホテル(3星以上)やツーリスティック・レストランでは英語が通用します。

           近年学校でも英語を教えるようになりましたので、若者を中心に英語が話されるようになってきました。

 

● 歴史と観光ポイント

    歴 史チュニジア歴史の概略】参照

    地中海文明を築いた古代カルタゴがチュニジアの前身で、異文化の交差する国です。

紀元前12世紀頃にフェニキア人がユティカの町を創り、チュニジア北部の豊富な農産物を中心に交易をしていました。

    紀元前814年にフェニキアの女王エリッサがカルタゴを建国(世界で6番目)し、優れた航海術と豊富な農産物等の交易で地中海の西半分を支配していました。

    第1次ポエニ戦争(紀元前264年~前241年)・・・シチリア島の紛争に巻き込まれてローマと戦争になり、シチリアの権益と地中海の支配を失いました。

    第2次ポエニ戦争(紀元前218年~前201年)・・・ハンニバルがフランスとアルプス越えでローマに攻めるも、ハンニバル軍はカルタゴ郊外のザマの合戦で全滅する。

    第3次ポエニ戦争(紀元前149年~前146年)・・・カルタゴは滅亡しローマの属州となり、属州アフリカとなる。

    ローマは大量の塩を撒き草木も生えぬようにするが、アフリカ侵略の足掛りにするため約100年後の紀元前29年にローマの都市計画に沿って植民地としてカルタゴを復興する。

    640年にシディ・ウスバ・モスクがカイラワンに建設されイスラムの支配となる。

    1881年にフランスが保護領とする。

    1956年にフランスの植民地支配から独立する。

    1956年6月26日日本との国交を樹立する。

 

    観光ポイント

    上記歴史から判断してお分かりのように、肥沃な農村地帯、フェニキア遺跡、ローマ遺跡、イスラム時代の文化、西洋文明と、色々な文化が交差した国です。

    従って地理的には、北部・中部・南部・海岸線の4つに分類できますが、観光的に大別すると 次の3つに分類できます。

    A.世界遺産とローマ遺跡(フェニキア遺跡含む)とイスラム文化・・・北部や中部地方の遺跡と、メディナや博物館、肥沃な農村地帯等を見て回るコース。

    B.ビーチとリゾート・・・地中海沿いやジェルバ島等のビーチを中心に、癒しのコース。

    C.サハラ砂漠とベルベル人文化・・・ラクダツアーやスターウォーズ撮影現場、穴居住宅やゴルファ(ベルベル人の穀物貯蔵倉庫)、山頂の廃村、山岳観光列車等のコース。

    これらのコースに香りの国と言われるアロマテラピーやイスラム文化の体験としてハンマーム(風呂)体験、エステ、冬場の屋内プール等を一部ホテルで体験できます。

    団体ツアーとしては上記場所を日数に応じて組み合わせるのが一般的です。

    個人ツアーなら遺跡を専門に回るコースや砂漠中心のコース、バカンス専門のコース等もご希望によって選択することが出来ます。

 

● 観光日数

   日本からのツアーは8日~12日程度のツアーが多いですが、飛行機に3日取られ、チュニジア滞在は実質5日~1週間程度になります。

   内容的には上記観光ポイントのA.とC.を組み合わせ、B.を車窓から眺めるような内容が主体で、大まかなチュニジアの感触はお解りになれます。

    現在日本から当日中にチュニスに着くのは、パリ経由のエアフランスとローマ経由のアリタリアだけで、他便は全て乗り換え地で1泊もしくは翌日着の便になります。

   帰路は全て1日半の日数がかかります。

 

● 観光方法

   ツアーでは一通りのコースは回りますが主な所だけに絞られますので、じっくりと見たい場合もしくは目的を絞った場合は個人ツアーをお勧めします。

   個人ツアーには次のような方法があります。

    1.全て自分で日程を組み、ホテル等の予約も自分で行う・・・一部現地ツアーを取り入れる場合も有ります・・・パックパッカー向け

      但し、交通網はあっても本数が少なく、移動に大変苦労と時間を要しますので、チュニジアの旅にはお勧めできません。

    2.チケットだけを自分で手配し、現地旅行社に依頼して日程やホテルの予約、車の手配等一切を依頼する方法。

      この方法は、自分の目的に合わせた旅や初めての方にお勧めの方法です。

    3.目的や見物予定場所等を指定して、現地旅行社で一切の手配をしてもらう方法(上記2.に自分の希望を添えた方法)。

      何度も訪れる方や目的を持った方にはお勧めの方法です。・・・当管理者は何時もこの方法です。

    現在日本人旅行客を受け入れる現地旅行会社は3社ありますが、私が何時も利用している会社はアトランティス・ボヤージュ(日本語HP)です。

    運転手も大変親切でホテルのチェックインにも立ち会ってくれ、日本語のメールで日本 人や日本長期滞在スタッフが相談に応じてくれます。 

● チュニジア訪問の交通機関

   空路と海路、並びに陸路がありますが、基本的には空路で入ります。

   直行便が無いため、ヨーロッパ経由もしくは中東・アジア経由になります。

   現在日本から当日中にチュニスに着くのは、パリ経由のエアフランスとローマ経由のアリタリアだけで、他便は全て乗り換え地で1泊もしくは翌日着の便になります。

   中東経由の便は関空や中部国際空港発着のエミレーツ航空やカタール航空が便利です。

   また関空からのヨーロッパ便もあります。

   ヨーロッパからフェリーで入る方法もありますし、リビアやアルジェリアから陸路で入る方法もあります。

 

● チュニジアでの移動

   チュニジアでの移動には、鉄道(TGM、メトロ含む)、バス(長・短路線)、ルアージュ、タクシー、レンタカー、チャーター車(主に4WD)等の方法があります。

   TGM(近郊電車)やメトロ(路面電車)は首都チュニス並びに近郊を運行しているため本数も比較的多いです。

   国鉄は近・中距離便はある程度の本数があるものの、長距離便は日に夜間を含めた数本の運行となります。

   路線バスも近郊(市内)便はある程度の本数が有るが、長距離便は日に1~2本と少なくなります。

   ルアージュ(乗り合いタクシー)は安くて便利ですが、ステーションからステーションまでの運行で、コース上なら途中で降車も可能です(料金は同じ)。

   但し、満車になるまで出発しませんので、定員不足分を誰かが支払えば出発します・・・定員数によって課税されるため。

   タクシー(全て個人)はメーター性で大変安いですが、運行区域が定められているため区域外までの送迎は出来ませんので、長距離の場合は運転手と交渉ください。

   レンタカーはチュニジアの交通事情に詳しい方(左ハンドル、交通法規、信号等)以外はお勧めできません。

   南部では軍の許可(申請は目的日の4日以上前)が必要な場所もあります。

   チャーター車はチュニジア旅行には大変便利でお勧めです。

   出来るだけ旅行会社の4WDをホテルの予約と併せて依頼されることをお勧めします。

 

● 物 価

   チュニジアの物価も年3%程度の上昇が見られますが、日本から比べたら大変安く、殆どが半値以下でしょう。

   チュニジアで高い物は、お菓子と衣類です。

   チュニジアのお菓子は大変美味しい(アーモンド、ピスタチオ、クルミ等に独特の香料が含まれています)ですが、1kgあたり2,500円~4,000円位します。

   衣類は原料を輸入して加工した物を輸出していますので、大変高いので、住民はヨーロッパからの古着を購入(各地に古着市が有る)しています。

   団体ツアーなどでは、沢山の品物を購入しない限り2~3万円もあったら足りるでしょう。

      

● チップ制度

   チュニジアではチップ制度があります。

   通常はホテルのポーターに0.5TD、ボーイに1TD、ルームサービスに1TD、枕銭に1TD、飲食代の約1割、チャーターした車の運転手(ガイド、通訳も含む)に10~15TDを支払います。

   マトマタでの穴居住宅見物に2~3TD(ミントティやパンが付く)を支払いましょう。

   タクシーはメーター制ですのでチップの必要はありませんが、大きな荷物がある時や積み込みを手伝ってくれた時は気持ちを渡しましょう(タクシー代は大変安い)。

    

● 香 り

       チュニジアは香りの国とも言われ、アロマテラピーの発達した国です。

   バラ、オレンジ、ジャスミン等を蒸留して作った液を、コーヒーや紅茶に一滴たらして香りを楽しんだりします。

   またジャスミンの蕾を束ねた物を耳に挟み、交互にコーヒーを飲んだりジャスミンの香りを嗅いだりしている姿は良く見かけます。

   

● バックパッカー旅行

   チュニジアの交通機関は発達していますが、近年の日本同様に利用者が少なく、一日の運行本数は大変少ないです。

   従って、4WDをチャーターした旅に比べたら四分の一も回れないでしょう。

   お勧めできる旅の方法ではありません。

   それでもと言われる方は、いかに交通機関を利用するかが旅の成否に繋がりますので、十二分に研究をしてお出かけください。

 

● ラクダの乗り方と注意

  ラクダに乗る際は、しっかりと鞍につかまって跨いでください。

  ラクダが立ち上がる際は、先ず後ろ足から立ち上がりますので、この際に前のめりになりますのでしっかりと鞍におつかまり下さい。

  続いて前足から立ち上がりますので、この際に後ろに転倒しそうになりますのでしっかりと鞍におつかまり下さい。

  歩行中にも鞍がずれる場合がありますので必ず鞍にしっかりとおつかまり下さい。

  降りる場合は、先ず前足から屈みますので、この際に前のめりになりますのでしっかりと鞍におつかまり下さい。

  続いて後ろ足から座り込みますので、この際に後ろに転倒しそうになりますのでしっかりと鞍におつかまり下さい。

  ラクダツアーに参加される方は、必ず日本出発前に旅行傷害保険に入ってからご利用ください。

  特にラクダは秋から冬にかけて発情期となりますので、この時期は急に立ち上がったり振り落とされる場合がありますので特にご注意下さい。



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