地中海文明を築いた古代カルタゴがチュニジアの前身・・・異文化の交差するチュニジア旅行を支援します




日本との関係(JICA/ODA活動)
Relations with Japan



チュニジアと日本との間ではODAによる多くの活動が推進され、チュニジアの近代化に貢献しています

多くのチュニジアの人達は感謝の気持ちと共に日本に対する好意を持っています

ここではODA活動の一部をご紹介します




【無償資金】

●南部地下水淡水化計画

ベンゲルダンヌ地方の水道水は地下水を利用しており、地下水は近年塩分濃度が高くなり健康上好ましく有りません

その為、塩分を含んだ地下水をここで淡水化し、他の井戸から汲み上げられた水と混合し

塩分濃度を全体的に低くした水道水を広範囲に供給するものです

  冷却装置
井戸から水を汲み上げ、効率を良くするために水を冷却する装置です 
  塩分除去装置
ここで塩分を取り除きます 
  薬品投入装置 
  塩分を除去した高濃度の水を海に流すと環境破壊につながりますので、広大なプールにプールして天日蒸発させます
  動力を一部補填するための太陽光発電



【有償資金】

●ラディス・ラグレット橋建設事業

チュニス湾を挟んでる物流のラディス地区とラグレット地区を橋で結び

チュニス市内の渋滞や環境改善等に寄与するものです

  工事中の状況です
  完成した道路は立体交差によって交通もスムーズになりました 
  チュニス湾も一跨ぎです
  国交50周年を記念してラディス・ラグレット橋を図案化した切手が発行されました 



【有償資金】

●首都圏通勤線電化事業

交通渋滞緩和のために道路輸送から鉄道輸送に移行を目指すとともに

ディーゼル車両の老朽化が進む中で輸送力の強化が求められています

その為、チュニス~ボルジュ・セドリア間の電化事業に取り組みました

  電化された路線
  電化された路線


【その他の有償資金事業】

●南部地域上下水道整備事業
●地方都市給水網整備事業
●地方給水事業
●地方給水事業2
●都市洪水対策事業
●エルジェム~スファックス間高速道路建設事業
●ガベス~メドニン間マグレブ横断道路整備事業
●総合植林事業
●水資源管理事業
●処理済み下水利用灌漑事業
●バルバラ灌漑事業
●北部地域導水・灌漑事業
●グベラート灌漑事業
●南部オアシス地域灌漑事業
●農業セクター投資事業
●太陽光地方電化・給水事業
●都市間伝送路網整備拡充計画
●通信網整備事業2
●通信網整備事業3
●地方都市水環境改善事業
●4都市下水整備事業



これらの他に完成済みの物やJICAの技術指導等も有ります
2001年に初めて訪れた際はJICAの活動現場も見てきましたが
バレーボール指導、水泳指導、漁業指導、コンピューター指導、柔道指導等も有りました



●太陽熱発電事業

調印が済み、どの程度まで工事が進んでいるのか皆様にお伝えするために訪れました

砂漠の南端に近くアルジェリアとの国境の近くです
この地は軍の入域許可が無いと入れない地域です


(計画が中止されました)

  軍の許可証

●砂漠地帯に入るには軍の許可が必要です
●許可申請は4日以上前に申請しなければなりません
●今般は特殊地域であるため武装した兵士が3名同行し、車2台で予備燃料を積み込んで行ってきました 
  予備観測施設

工事が進んでいると思って行きましたが、まだ本工事には着手していませんでした
気象観測等の予備施設だけが有りました
ここで発電した電力は国内使用の他に、将来的には海を渡ってヨーロッパに輸出する計画が有るようです

(計画が中止されました)





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